🏆🏆
無事、U23日本代表はアジア制覇を達成‼️
そして、パリ五輪出場も勝ち得たと言うことで、考え得る最高な結果を得る事が出来ました。
素晴らしい!! 素晴らしすぎる!!
しかし、戦前の予想はと言うと、期待してるもののパッとしたものではありませんでした。
だからこそ、この勝利が嬉しかったんだよね。
と言うことで、海外メディアに送ったオレの感想文(コラム)を日本語にして下に貼っておきます。
日本向けに書いてないのでそこはご了承ください。笑
現地で掲載されたらリンクをついかします。
【コラム】
日本の優勝とアジアサッカー新時代
無事、我が日本代表がU23アジアカップ制覇する事に成功しました。
30年以上、現地で応援し続けてる自分にとっても本当に素晴らしい瞬間でした。
おめでとう、日本代表!
そして、ありがとう、日本代表!!
そして、この優勝で戦いが終わった訳ではありません。
むしろ、ここからが本番です。
と言うのも、このU23アジアカップはアジアNo.1を決める大会であると共に、この夏に開催されるパリオリンピックの出場権を賭けた戦いでもありました。
大会の結果、日本、ウズベキスタン、イラクの3チームがアジアを代表してパリで戦う事になります。
そして、残念ながら4位となったインドネシアは大陸間プレーオフで敗れ、オリンピック出場はなりませんでした。。。
これらの事を踏まえ、大会を振り返ってみましょう。
◆ダブルスタンダード
今大会、一番気になったのは大会の“意義”でした。
きっと、それぞれの国の立場によって“捉え方”が違うと思います。
アジアNo.1を決める大会でありながら、アジア王者を目指すより、オリンピック出場の方にプライオリティを置いてる国が多いことです。
実際、日本と決勝を戦ったウズベキスタンはセミファイナルで勝利し、オリンピック出場権を獲得した後、主力3選手が大会から離脱し自クラブへ戻りました。
仮に3位決定戦に回り、オリンピックが掛かっていたら帰国しなかったでしょう。
と言うことは、アジア王者よりオリンピック出場の方がプライオリティが高いと言うことです。
逆にオリンピック出場が現実的な目標ではない国々のファンは『アジアカップ』と呼び、オリンピックが視野に入った国々のファンは『オリンピック予選』と呼んでいました。
これが現実です。
◆強豪国の悩み
そして、日本は優勝しましたが、私の中ではサプライズでした。
もちろん、信じて応援していたけれども・・・。
と言うのも、日本はベストメンバーを組めなかったからです。
これまで積み上げて来たチームには程遠い、むしろ、準備期間も含め、チーム立ち上げ以来、一番不安だったかもしれません。
それは何故か??
この大会はインタナショナルマッチデーではないので、所属クラブに対して招集義務がないのです。
そして、U23以下でありながら、日本チームにはヨーロッパでプレーする選手が数多くいます。
これまで、このチームの中心として活躍していた選手たちがヨーロッパに活躍に場を移し、その国のリーグ終盤戦と言うことで代表収集を拒否されました。
そして、パリ五輪本戦に呼ぶ為に、今回はクラブとの関係重視の為に見送ったパターンもあります。
実際、U23の条件にハマりつつも召集されなかったリストがこちらです。
🇪🇸 久保建英(レアル・ソシエダ)
🇩🇰 鈴木唯人(ブレンビー)
🇧🇪 鈴木彩艶(シント=トロイデン)
🇧🇪 熊田直紀(ヘンクII)
🇧🇪 後藤啓介(アンデルレヒトII)
🇳🇱 佐野航大(NEC)
🇳🇱 斉藤光毅(スパルタ)
🇳🇱 三戸舜介(スパルタ)
🇩🇪 福田師王(ボルシアMG)
🇩🇪 チェイス・アンリ(シュトゥットガルトII)
🏴 小田裕太郎(ハーツ)
🇵🇹 福井太智(ポルティモネンセ)
これだけで1チーム作れるでしょ!?
そして、インドネシアに敗れ、10大会連続でのオリンピック出場を逃した韓国も主力3、4選手呼べなかったと聞きます。
そんな中、フルにメンバーを召集でき、しっかりと準備をして来ている国に、多くの選手が海外でプレーし、召集出来ない国が負けるのも頷けます。
これはアジアのアンダー世代の新しい流れですね。
◆日本の贅沢な選択
そんな状況の中、日本チームは良く戦いアジア王者になる事が出来ました。
選手、スタッフを誇りに思います。
そして、日本人以外にサッカーファンが知ったらビックリする事実を書きましょう。笑
と言うのは、今回、アジア王者を勝ち取ったメンバーの半分がパリオリンピックに行けないのです??
意味がわかりますか!?
今大会を戦ったメンバーは23人。
そして、パリオリンピックのメンバーは18人。
この時点で5人落選です。
日本のU23世代には、世界で活躍する久保建英がいます。
そして、A代表のGK 鈴木彩艶、ヨーロッパで評価を高めている鈴木唯人や、このチームに中心 斎藤弘毅もいます。
さらにオーバーエイジで、ヨーロッパで活躍するA代表の選手が3人合流するでしょう。
これだけでも半数以上入れ替わる事になります。
そうです。
このアジアカップを戦ったチームとは別チームと言っても過言ではないでしょう。
◆まとめ
日本がアジア王者になりましたが、圧倒的に強かった訳ではありません。
しかし、パリでのチームはさらに強くなるでしょう!
今大会を通じて、ボトムアップに成功しつつ、オリンピック出場とアジア王者獲得の2つの成功を手にしました。
日本にとっては実りのある大会でした。
そして、オレの心を揺さぶったのはインドネシアでした。
会場まで4試合も見に行ってしまったぐらいです。笑
やはり、1月のアジアカップでもプレーしたヤングスター達がノビノビとシンテヨン監督の元アグレッシブにプレーしてる。
好感しか持てません。
さらにオランダ系の帰化選手たちが今後も増えてくるでしょう。
そう考えると東南アジアの巨人になっていくと考えるのは自然な流れでしょう。
逆に残念だったのはマレーシアです。。。
JDTの成功と同じ様にマレーシア代表がインパクトと残す事を期待したけど・・・。って感じでした。
フューチャースターのルクマンには大きな期待をしています。
彼は日本でプレーする数少ないアセアンのプレーヤーだからね。
そんな感じです。
この夏のパリオリンピックでは日本に注目してください。
そして、応援してください。
また、日本人視点のコラムを書きますね。
ありがとうございました。
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って感じです。
『日本スゲ〜だろ!!』って事と、『もっとスゲ〜んだぜ!!』って事を嫌味が無いようにサラっと書いて見ました。笑
まっ、読む人が読んだらイラッとくるかもしれませんが・・・。
でも、大抵の場合、日本のサッカーを追っていても、詳しい内部の事はわからない為、こう言った話をすると現地に行ってるメディアの人でさえ食いついて来ます。
そのぐらいアジアサッカー界のメディアは遅れていると言うか、他の国のサッカーに興味がありません。
日本人だって他のアジアのサッカーに興味がないでしょ。苦笑
なので、こう言った地味が活動は続けて行きたいと思ってます。笑
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◆追記
シンガガポールのサイトに掲載されました。
英語だけど読んでね。
良かったら、良いね的なのも押してね。笑
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植田朝日 / Asahi UEDA
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