【プレミアリーグ昇格】リーズ復活とチャンピオンズイエローの物語

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【この記事でわかること】

◼️リーズがプレミア昇格を決めた舞台裏 

◼️昇格決定後、最初のホームでの熱狂

◼️クラブ伝統の「チャンピオンズイエロー」が持つ意味と復刻の背景

◼️田中碧と“チャント人気”が生んだ最高の相互作用

◼️"チャンピオンズ アゲイン"まであと1つ

◆リーズ、プレミア復帰決定!

俺たちのリーズ ユナイテッドが、ついにプレミアリーグへの昇格を決めた。

それが決まったのは先週、エランドロードでのストーク戦後だった。

チームは見事に6-0で快勝。

しかしその時点では、まだ昇格は決まっていなかった。

昇格を確定させたのは、その後に行われた試合、2位バーンリーと3位シェフィールド ユナイテッドの直接対決で、バーンリーが勝利した為、リーズの昇格が確定した。

実はオレ、そのストーク戦を観に行く予定だったんだ。

でも、その試合では数字的に決まらないので、この試合にスキップしちゃったって訳だ。

だって、どうせ行くなら"歓喜の瞬間"が見たいでしょ!

だから、その瞬間はこのホーム最終戦(ブリストル シティ戦)と読んだんだげど…

まさか、まさかの、その試合後、リーズが直接関係ない所で決まってしまったのだ!?

もちろん嬉しい。

うん、めちゃくちゃ嬉しい。

でも…やっぱり目の前で決まる瞬間を見たかった。

…まあ、個人的な思いだけど・・・。苦笑

◆試合前からパーティー

そりゃそうだ。

昇格が決まってから、初めて迎えるホームゲームだもん。

スタジアムの熱気は、試合前からすでに最高潮。

ストーク戦後、スタジアムの外に自然とファンが集まり、中では選手がバーンリー戦の中継を見ていた。

そして昇格が決まった瞬間、選手たちも外に飛び出し、ファンと一緒にパーティー状態に!

そりゃ、もりあがるよね。

でも、あれは突発的に起こったこと。

でも、今日のブリストル シティ戦は、クラブとサポーターが予め準備したお祝いだからね。

そりゃ、盛り上がらないはずがない。

スタジアムは黄色に染まったんだよね。

◆チャンピオンズ イエロー

リーズ言ええばホワイト。

真っ白なキットこそがクラブのアイデンティティ。

でも、この日のエランドロードはイエローで埋め尽くされた。

全席に配られた黄色いスカーフをファンが一斉に掲げ、チームがこの演出を完璧に仕込んできた。

実はこの“イエロー”には意味がある。

リーズには昔から“チャンピオンズ イエロー”という言葉がある。

それは、1973–74年のリーグ優勝、

1975年の欧州カップ準優勝など、クラブが栄光をつかんだ時代の象徴カラーなのだ。

そして今シーズン、アウェイユニフォームにはその伝統的なイエローが採用され、さらにあの“スマイリーマーク”のエンブレムまで復刻された。

サポーターもこれには大絶賛!

「懐かしいのに今っぽい」というノスタルジーとトレンドが見事に融合したブランディングだった。

近年、クラブのエンブレム刷新が流行ってるけど、一部のクラブは逆に“原点回帰”にシフトしている。

リーズはその成功例のひとつだ。

クラブとファンの記憶をつなげる、完璧なリブートだった。

◆3発完勝、ボルテージ最高潮

昇格が決まった後のホーム最終戦。

それでいて、この内容だ。

結果は4-0の完勝!

シュートは20本以上、ポゼッションは75%以上。

相手に許したシュートはわずか3本。

別に相手が弱いわけではない。

プレーオフ圏内を争っているクラブで、むしろ相手こそ、どうしても勝ちたい試合だ。

そんな相手にこれだけの試合をしたら、盛り上がらないわけがない。

スタジアムのテンションは、キックオフ前から上がりっぱなしだった。

◆『アーオ!アーオ!』の大声援

そのど真ん中にいたのが田中碧。

この日の先制点を決めたのも彼だった。

そして、ゴールだけじゃない。

ピッチの中心でボールを動かし、リズムを作り、守備も締める。

もう完全に“チームの中心”だ。

そして、ファンからの人気もすごい。

と言うのも、彼の加入が決まった時、

クラブの公式SNSが投稿したのは、クィーンのフレディ マーキュリーがウェンブリーで「アーオ!」と叫ぶあの伝説の映像。

それに呼応するように、サポーターたちはすぐにチャントを生み出した。

あの「テキーラ」のリズムに合わせて、

アーオ! アーオ!

チャッチャッチャ

チャッチャ チャン

(タナカ!)

現場で応援してる人ならわかると思うけど、「このチャント好き!」がキッカケで、その選手のファンになる感覚。

そうチャントで人気が出て、その人気に応えるように選手が躍動し、またスタンドが盛り上がる。

田中碧とスタンド。

完璧な相互作用。最高の関係だ!

◆Champions Again―最後の一歩を掴み取れ

そして、リーズファンは歌い続けた。

「チャンピオンズ・アゲイン! アレアレ!」

「チャンピオンズ・アゲイン! アレアレ!」

そうなのだ。

ここまで来たら“チャンピオン”を取らなきゃいけない。

すでに昇格は決まった。

でも、まだ終わってない。

次節、最終戦のプレストン戦に勝てば、

チャンピオンシップ(イングランド2部)優勝 “チャンピオン”が決まる。

正直、開幕前のオレは「昇格さえすればいい」と思ってた。

去年は独走していたのに、最後に崩れてプレーオフへ。

プレーオフ決勝ではサウサンプトンに負け、昇格を逃した。。。

だから、今年は欲張らず――

「とにかくプレミアへ戻ってくれ」という気持ちだった。

でも、昇格を決めた今、次の目標はただ一つ。

頂点を取ること。

チャンピオンとして、プレミアリーグへ戻ること。

Champions Again

あと、一つ。

Marching On Together

◆次回予告 

次の旅先はクロアチア。

ザグレブ、スプリトに行く予定。

そして、週末にはクロアチア最大のビッグマッチ ハイデゥク スプリトvs ディナモ ザグレブを見に行く予定。何について書こうかな!?

リクエストもお待ちしてます。

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📝 植田朝日 / Asahi UEDA

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