【アルゼンチンリーグ】ラシンのスタジアムで感じたこと🇦🇷 ピッコリさん、グラシアス

↑ヨーロッパの列車、バスの予約は大抵ここを使ってます。

急遽、この日はダブルヘッダーに!!

昼間はいろいろあったけど、気を取り直してアベジャネーダにラシンとバンフィールドの試合を見に行ったぞ!

ラシンの方がビッグクラブだけど、俺のお目当てはバンフィールド!?

何故なら元アビスパ監督のピッコリがコーチをしてるのだ!!

そして、この試合のチケットもピッコリが用意してくれちゃった!🙇

ムーチャ グラシアス

あんな事故の後だけに心はどんよりしてたけど、『やっぱ、行かなきゃでしょ!』って事で行って来ましたよ。

【観戦した試合】

2023年6月3日(土)

ラシン クラブvsバンフィールド

エスタディオ・プレシデンテ・ペロン

◆もともと見たかった試合

そもそも、この日は昼のリーベル戦じゃなくて、この試合を見に行こうと思ってたんだよね。

リーベル戦は15時キックオフ。そして、この試合は夜の21時半キックオフ。

でも、会場のアベジャネーダはブエノスアイレス郊外で夜開催。

試合が終わって諸々でホテルに帰るのは0時を回る。

なんなら上手く足を確保できなきゃ1時とかになるな〜って事で腰が引けちゃった試合だったんだよね。。。

逆にリーベルは余り興味なかったけど、ネタ的にモヌメンタルに行ってみるのも・・・なんて感じであっちを選んじゃった訳。

さらにラシンの対戦相手はバンフィールド。

バンフィールドは元アビスパのピッコリがコーチしてるじゃん。

でも、アルゼンチンはホームのファンしか入れないし、スタジアムの構造上、アウェイのベンチにいるピッコリにコンタクトも取れないな〜なんて思ったのも、この試合を飛ばそうと思った原因だったんだよね。

◆ピッコリからのプレゼント

そんな感じで、当初、諦めていた試合でした。

しかし、昼のゲームであんな事が起こり、気持ちが滅入っている時に【メッセンジャー】にメッセージを受信。

差出人はピッコリ。

なんと試合のチケットを送ってくれたのです!!!!🙇

アルゼンチンではアウェイのチケットはないので、どこからか手配してくれたのでしょう。

本当に嬉しい限りです。

完全に昼の件で心が滅入ってたのに、少し明る気持ちになれました。

サッカーの傷はサッカーが癒してくれるのです。

まっ、人の命と比べれる様な物でもないし、比べる事でもない。

でも、そのぐらいダメージを負う様な出来事だったんだよね。。。

けど、ずっと暗い気持ちでもいれないし、速攻、切り替えようと努力しました。

だから、ホントにグラシアス。

送られて来たチケット

◆ちょっとした勘違い!?

リーベル戦後、一旦ホテルに帰り、アベジャネーダへの足を探ります。

すると大きな勘違いしてる事に気が付きました。。。苦笑

何度も行ってるはずなのに変な思い込みがあったのです。

ブエノスアイレス郊外のアベジャネーダは勝手に郊外だから遠いと勘違いしてたのです。

むしろ、今、泊まってるオベリスコ周辺からだとリーベルのモヌメンタルよりもラシンのプレジデンテ ペロンの方が近いではないですか!?苦笑

と言う事でバスでゆっくり向かう事にしました。

オベリスコからそんなに遠くない

◆プレジデンテ ペロン

ラシンのカンチャに到着。

その名もエスタディオ プレジデンテ ペロン。

エビータの旦那さんとしてもお馴染みペロン大統領の名が付いたスタジアムです。

アルゼンチンサッカーに興味があるんだったら、ペロン大統領の事についても勉強しても面白いと思います。

色々とサッカーに関係してくる事があるからね。

例えば、ペロン大統領を讃える歌が『ダレ カンペオン ダレ カンペオン』なんて感じで今でも歌われてるし、日本でもお馴染みでしょ。

FC東京だったら『ヒラヤマ〜 ヒラヤマ〜』みたいにさ。

そして、奥さんのエビータの有名な演説のシーンはピンク色の大統領府なんだけど、『おっ、ここでディエゴがカップあげてた場所じゃん!!』みたいな気づきがあると思うよ。

サッカーが好きだとサッカーだけじゃなくて、その国のことに興味を持てるから面白いよね。

ちなみにオレはアルゼンチンロック、アルゼンチンスカも大好きです。

◆エスタディオ プレジデンテ ペロン

で、カンチャの方のプレジデンテ ペロンです。笑

前回来たのはいつだろう!?

完全に覚えている記憶はインデペンディエンテとのクラシコに来たのは覚えてるな〜。

そして、このカンチャは円形でピッチまでは遠い印象です。

なのでコーナー付近はピッチに近いけど、メインやバックは少し遠く感じる作りかな。

模型だとこんな感じです

バックスタンド最前列はピッチより低い場所にあり、そこからはロクに試合は見れません。

でも、コンクリートにフットサルコートが描かれてるので、試合中も試合そっちのけで子供達はボールを蹴っています。笑

試合前、子供はサッカー、大人は応援してます

そして、マスコットも登場です。

これが、また絶妙な微妙感で何を狙ってるのかわからないキャラクターです!?

子供は『かわいい〜』と言って抱きつくのでしょうか!?笑

微妙なマスコットたち

◆サポーターはパワーダウン!?

試合はラシンがバンフィールドを2-0で下しました。

てか、試合が終わる前に出ちゃったので1-0までしか見てないのはナイショです。苦笑

そして、チケットを用意してくれたピッコリにも会えませんでした。。。

ベンチが逆側だったし、そもそもピッチが遠すぎる。

続いて、インチャです。

昼間のリーベルにも感じたけど、以前の様なパワーを感じませんでした。

それはアルゼンチンだけでなく、ヨーロッパでも感じることです。

今、世界中パワーダウンしてるのかな!?

まっ、試合中にもデカい幕を出したり色々やってたけど、昔に見に来てた時の様なスタジアム中を覆う情熱をたまにしか感じないんだよね。。。

これはコロナが影響してるのかな??

それとも時代!?

試合中も何度かデカい幕を出してました。

◆まとめ

ぶっちゃけ、眠かったです。。。苦笑

リーベル編にも書いたけど、前日は朝まで起きてて、そこからのダブルヘッダー。

しかも、21時半キックオフ。

目がショボショボでした。。。

眠いのはラシンやバンフィールドのせいでは全くないんだけど・・・。

例えば、心が踊る様なスターが居てくれたら目はパッキパキだったかもしれません。笑

だって、ラシンだったらクラウディオ ロペス、シメオネ、ミリート、ラウタロなんかが居た時期もある訳だしさ。

バンフィールドだって昔行った時はサネッティが居たもん。パラシオやハメスも居た訳じゃん。

早め、早めにヨーロッパに出て行っちゃうから、絶対に見逃せないスターが少なくなって来てるよね。。。

そして、インチャもそうです。

前は目が離せないぐらいカンチャにはパシオンに溢れていました。

でも、慣れてしまったからなのか、全てが普通なのです。。。

今、現在、わかりやすいファンタジスタもいない時代、目を引くような特別な選手も見かけなくなっちゃった。。。

ってのが素直な感想かな!

ピッコリさん、グラシアス

で、ひとつブレずに感じてるのはピッコリさん、ありがとうってこと。

ムーチャ グラシアス‼️

そして、カンチャの周りは安定のディエゴのグラフィティ!w

もちろん監督をやった事があるので、ここでもディエゴはいます