【CWC現地観戦】VIVA 南米、ヨーロッパ勢を蹴散らせ PSGvs ボタフォゴ

↑ヨーロッパの列車、バスの予約は大抵ここを使ってます。

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【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.7】

【この記事でわかること】

◼️クラブワールドカップ PSG vs ボタフォゴを現地レポート

◼️ブラジルの名門クラブ「ボタフォゴ」についての紹介
◼️欧州ビッグクラブのファンの思い

◼️サポーターの“存在意義”に関する考察

◼️結果、コスパ最高な大会

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🗓️2025年6月19日(木)
⚽️ Club World Cup
🏟 PSG vs ボタフォゴ
📍 ローズボウル(ロサンゼルス)

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◆ボタフォゴが欧州王者を撃破!

オレのローズボウルシリーズ第3戦は、ヨーロッパ王者・PSGとブラジルの名門・ボタフォゴの一戦。

実は、あまり声を大にして言ってこなかったが、オレのブラジルの推しクラブはボタフォゴなのだ。

だから、他の試合は俯瞰して楽しんでいたけど、この試合は違った。

単純にボタフォゴに勝って欲しかった。

そして、そんなオレのボタフォゴはヨーロッパ王者を倒してみせたんだ!

素晴らしすぎるだろ!!

◆なぜボタフォゴ??

ボタフォゴはリオデジャネイロの名門クラブ。

ライバルはヴァスコ・ダ・ガマ、フラメンゴ、フルミネンセで、同じリオを拠点とするクラブ達だ。

もう15年ぐらい経つだろうか…

家族で南米に行ったことがある。

その時、家族を連れて行ったのがアルゼンチンのボンボネーラ(ブエノスアイレス)とブラジルのマラカナン(リオデジャネイロ)。

そして、その時、マラカナンでボタフォゴvsフルミネンセを見た。

それまでブラジルに特別な感情を持つクラブはなかったが、このマラカナン体験から、ブラジルで好きなクラブを聞かれたら、「ボタフォゴ」と答える様になった。

それまでフラメンゴ、フルミネンセ、パルメイラス、サンパウロ、コリンチャンス、グレミオなどなど日本に来日チームを応援したことはあった。

でも、現地で感じるそれとは全く違う。

一瞬でボタフォゴがマイクラブになった瞬間だった。

もし逆に、この日、フラメンゴやヴァスコを見ていたら、また違った展開になったいた事は否めない。

そう、世の中はタイミング。

それ以上でもそれ以下でもないのだ。笑

◆ボタフォゴとオレ

オレのボタフォゴとの出会いは、1991年の東京ドーム。

その時の対戦相手がオレが大好きなリーズユナイテッドだったんだ。

すごい時代だよね、ボタフォゴとリーズの対戦で東京ドームにお客さんが来るんだよ。

別に有名スター選手なんて、どっちのチームにもいないのに。

で、今やったら何人ぐらい入るんだろうね?

その後、ブラジル代表のトゥーリオを擁しブラジル王者になった時のユニフォームがカッコよくて、後になってから探しまくって手に入れたのは思い出だ。

胸スポンサーが【7up】でチームの人気選手が

7番を付けることになっていたらしい??

そして、7番を付けて得点王になりブラジル代表に選ばれた選手がトゥーリオだった。

さらに元FC東京 マルセロ マットスのユニフォームを求めてボタフォゴのクラブハウスまで突撃したこともあったな〜。

てな具合で、ボタフォゴ好きなんですよ。


◆ボタフォゴUSA

今回のクラブワールドカップを前に、ボタフォゴのInstagramをフォローした。

すると「Botafogo USA」と言うアカウントから突然DMが届いた。

「もし君がベニスビーチの近くにいるなら、プレゼントを渡したい」と。

ベニスビーチでは【ボタフォゴハウス】と言う名のポップアップショップが大会期間中オープン。いろんなグッズの販売やイベントをやってるらしい。

試合前にはバンデラッソも行われるんだとか。

オレは近くなかったので「ベニスビーチには行けない」旨と「ローズボウルには応援に行く」を伝えた。そして、ローズボウルで会う約束をした。

すると、当日、わざわざオレにマフラーをプレゼントしてくれるではないか。

普通うれしい!

マフラーがうれしいと言うよりその行為が嬉しい!

こうなったら応援するしかないでしょ!

◆人気がないヨーロッパ王者 PSG

この日の観客の分布は2:3:5っていった感じだろうか。

PSG 2、ニュートラル 3、ボタフォゴ5。

今や世界的ビッグクラブのPSGは、ぜんぜん人気ない。

そりゃそうだ。

ネイマール、メッシ、ムバッペ、誰もいない。

先日、チャンピオンズリーグを歴史的大勝して取ったばかりなのに地味なのだ。。。

今の顔は誰?

…デンベレ??

正直、ちょっとパンチが弱いよね。。。

PSGのユニフォームを着ている人も、背中にはメッシ、ネイマール、ムバッペばかり。。。

 

◆ヨーロッパビッグクラブvs FIFA

以前も触れたが、ヨーロッパのサポーターやクラブは、クラブワールドカップに興味を示さない。

「世界一を決める大会?いや、CLが世界最強の大会だ!」

「ただでさえ過密日程なのに、なんでまた試合やらされるんだ」

「FIFAの金儲けに付き合う気はない」

概ね、そんな感じだろう。
で、全部、ごもっともだと思う。

実際、世界のトッププレイヤーはヨーロッパのビッグクラブを目指し、その"トップ オブ トップ"チャンピオンズリーグこそが世界の頂点と考えるのは普通の流れだ。

実際、オレもこれまでクラブワールドカップに興味がなかった。

いや、敢えてスルーしてたのかもしれない。

それは彼らと同じ感覚なのかもしれない。

 

◆ヨーロッパファンの葛藤

そんな理由でヨーロッパの国々のサポーターは現地に来ない。

気持ちはわかる。

負けるリスクはあるけど、勝った時に得られるものも少ない。

…そんな感じだっただろう。

でも、この大会から賞金がとんどもない事になった。

買った方が良い明確な理由が出来たのだ。

それでも…気持ちはわかる。

FIFAに札束で引っ叩かれて、カネでポリシーを変えたくない感じ…

 

 

◆VIVA 南米、ヨーロッパ勢を蹴散らせ

一方、南米のファンはフェスタだ。

毎年、毎年、良い選手は抜かれ、自分達のチカラを世界に示す舞台はトヨタカップ時代からこの大会に決まってる。

だから、熱量が違う。

側から見てても清々しい。

スカしてるヨーロッパとノリノリの南米。

大会を無視してるヨーロッパと人生を賭ける南米。

そりゃ、南米のチームに勝ってもらいたくなるよね。

現地の熱を感じずテレビ観戦では気づかなくても、現地で状況を目の当たりにしたら、きっとそう思うはず。


◆ボタフォゴ、金星を挙げる!

そんな中で行われた試合、結果はボタフォゴの1-0勝利!

完全にスタジアムはボタフォゴ一色。

終了のホイッスルの瞬間は、まるで優勝したかのような大騒ぎだった。

こう言うチームは優勝できない。

でも、それで良いのだろう。

この大会に参加してヨーロッパ王者を倒した。

この事実が大事で、この先、ずっと語れる試合になった。

きっと、この先グループリーグも突破するだろう。

けど、そんな事よりこの一勝が重要なのだ。

だから、優勝した様な騒ぎだし、みんな、この一勝の意味をわかってる。

そんな瞬間に立ち会えたのが嬉しくてたまらない。


◆今日のチケットは約4,400円

そして、本日も気になるお値段いってみよう。前回のモンテレイvsインテルが3,600円だったのに対し、

この日は少しお高くて31ドル=約4,400円。

無茶苦茶、お買い得!

どう考えても安いでしょ?

だって、ヨーロッパ王者とブラジルの名門クラブの本気の戦いが、この値段で見れたんだよ。

日本でPSGのプレシーズンマッチっていくらする!?

安くても10.000円以上しない?

VIPとか200.000円とかするイメージ。

まっ、航空券とかかからないし、興行としては当たり前なのかもしれないけど・・・。

真剣勝負のこのカードがこの値段で見れるのは神です。


◆次回予告

【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.8】

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📝 植田朝日 / Asahi UEDA

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