【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.6】
【この記事でわかること】
◼️モンテレイ vs インテル戦の現地観戦レポート
◼️ローズボウルのスタンドと観客の温度
◼️メキシコからやってきた“本物のファンの存在
◼️ヨーロッパビッグクラブの本音
◼️まさかのコスパ!3600円で見れるクラブワールドカップ
- 【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.6】
- ◆オレのローズボウル シリーズ第2戦
- ◆夕方6時キックオフでも暑いLA
- ◆LAはやっぱり“メキシコ”だった
- ◆モンテレイの現在地
- ◆CLファイナリストとFIFAの“温度差"
- ◆そして試合だ!
- ◆このカードが3600円?
- ◆次回予告
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🗓️2025年6月17日(火)
⚽️ Club World Cup
🏟 モンテレイ vs インテル
📍 ローズボウル(ロサンゼルス)
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◆オレのローズボウル シリーズ第2戦
PSG vs アトレティコに続き、ローズボウルでの2戦目は、メキシコの強豪・モンテレイ vs CLファイナリスト・インテルという好カード。
観客数こそ前回よりは少なかったけど、“熱量”は段違い。
やはり、隣国・メキシコから押し寄せたモンテレイのファンたちの存在はとてつもなかったね。
さあ、今回も現地レポートいってみよう!
◆夕方6時キックオフでも暑いLA
日射病になるんじゃないかと思った前回の試合は12時キックオフ。
そして、この日は夕方6時キックオフ。
少しは涼しいのかと思いきや──甘かった。。。
ロサンゼルスの夕方6時はまだ日が出ていて、普通に暑い。いや、ちゃんと暑い。。。
日本の感覚だと「夕方は日が落ちてくるし涼しいでしょ」なんて思うかもしれないけど、アメリカ西海岸の日差しは舐めちゃいけない。
しかも、アメリカは国内でも時差があるから、
例えば「18時キックオフ」と書いてあっても、ロサンゼルス・ナッシュビル・ニューヨークでは全部時間が異なる。
この辺も、来年のワールドカップの時、戸惑う人は絶対でてくるだろうね。
◆LAはやっぱり“メキシコ”だった
この日のローズボウルも、まさに“メキシコ”だった。
3日前にSoFiスタジアムで観たメキシコ代表戦(ゴールドカップ)と同じ空気が流れていたよね。
スタジアムの前には、ユニフォーム、応援グッズ・ソーセージ・タコス・ドリンクなどの屋台…、スペイン語が飛び交い英語は聞こえない。
メキシコでやってるのと何も変わらない雰囲気。
ただ、違うのはFIFA主催の大会ということ。
ゴールドカップの時ほどの無秩序さはない。
そこはFIFAがルール厳しくしてるんだろうなっていうのが透けて見えた。
◆モンテレイの現在地
今、オレ史上いちばんメキシコサッカーに詳しい時期だ。
そう、先月メキシコに3週間もいたからな!
クラブ・アメリカ、チーバスがビッグネームとしてあり、
メキシコシティのプーマスやクルス・アスルがあり、
でも、サッカーの熱量”が最も高いとされてるのがモンテレイなんだ。
しかも、同じモンテレイ市内に「モンテレイ」と「ティグレス」の2強が並ぶ構図。
どちらも金持ちで近代的スタジアムも持っている。
この両チームのライバル意識はヤバく、クラシコの空気はメキシコで1番とされている。
◆CLファイナリストとFIFAの“温度差"
一方のインテル。
応援してる人がほとんど見かけなかった。
まとまって声出してるのは20〜30人規模。
探してやっと見つかるレベル。
でもそれはインテルが不人気だからとかではない。
ヨーロッパのクラブが、クラブワールドカップに“乗り気じゃない”のが原因だ。
そもそもUEFA(ヨーロッパ)はFIFAが主催する新しい大会や金儲けに反発してる。
「CLで世界一決まってるだろ」と思ってる。
負けたらリスク、勝っても名誉が微妙、だったら出なくていいというスタンス。
ファックFIFAなんだよ。
同じくファン達もファックUEFAと同時にファックFIFAなのだ。
このへんは別記事でまとめたくなるぐらいの話題だよね。
今度、書きますか?
◆そして試合だ!
スタジアムに響くのは、モンテレイの歌声のみ。
その中で、試合は進む。
中でも…セルヒオ・ラモスのパフォーマンスは圧巻だった。
先制ゴールも奪ったし、それ以外でもインテルDFを翻弄。
正直、こんなに凄い選手だと思ってなかった。苦笑
いや、レアル・マドリー時代もPSG時代も何度も見てる。
でも、ビッグクラブが苦手と言うか好きじゃないオレはどこかで目を背けてたんだよね。
でも、今日で見方が変わった。今さらだけどお気に入りの選手になった。
セビージャの頃は気になる選手だったのに・・・。笑
そしてもう一人──
アルゼンチン代表のラウタロ・マルティネスも決定的な仕事をした。
この2人のプレーが見れただけで、今日の試合は"お値段以上"の価値はあるだろう。
いや、安すぎだよ!
◆このカードが3600円?
このビッグマッチのチケット代は25ドル。
日本円で約3600円。
信じられる?
でもこれはオレの狙い通りだった。
ローズボウルはキャパ9万人クラス。絶対満員にならない。
だからチケットは余る → 安くなる。
しかも、ティックピック(TickPick)という手数料なしのサイトで買ったから、本当にこの値段だけ。
アメリカではよくある話だけど──
それにしても、「プレシーズンマッチ」より安い“本気の公式戦”"クラブワールドカップ"ってどうよ!?
日本で開催される「ヨーロッパクラブのジャパンツアー」は2万円とかしちゃわない!?
あまり行かないからわからないけど…
後半になると知らない若い子たちが出てきてさ。
なのに、こちらは真剣勝負のCWCだぜ!
そう考えると、ロサンゼルスに居続けるという判断、完全に勝ち組でしょ!
他の街は2日1試合ペースでなんて試合ないからね。
うん、勝ち組だ!!
◆次回予告
👉 アメリカ旅 CWC編 vol.7
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📝 植田朝日 / Asahi UEDA
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