【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.10】
【この記事でわかること】
◼️ローズボウル現地観戦4試合のリアルな空気感
◼️ボカとLAFCのふがいなさ
◼️現地観戦と帰国後の温度差
◼️なぜ俺はCWC決勝ではなくE1選手権を選ぶのか
- 【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.10】
- ◆ローズボウルでの4試合は全て正解！
- ◆LAFCは"クール"じゃなくて寒かった
- ◆ダレダレじゃなくて、ダメダメ ボカ…
- ◆テレビで見たら、いつものCWC
- ◆アディオス CWC
- ◆気持ちは韓国！次はE-1だ！
- ◆各国の仲間たちと再会へ
おいおいおい。
まだクラブワールドカップ終わってないのに振り返るな！
…って思う人も多いだろう。
そう、今日はまだ決勝トーナメント1回戦が終わったところ。
でもオレは、もうこのタイミングで振り返る。
なぜなら――オレのクラブワールドカップは、もう終わったからだ。
オレが当初応援しようと思っていたボカもLAFCも敗退。
旅の最中は最高に楽しかったけど、帰国した今、その熱はすでにどこかへ消えてしまった。画面越しに追いかける大会は、どんなに華やかでも結局“FIFAの金儲けイベント”に見えてしまう。苦笑
それなら、一般的には日本代表の2軍、いや3軍が戦うってイメージのE-1を見に韓国に行った方が面白いとすら思う。
◆ローズボウルでの4試合は全て正解！
ロサンゼルスに滞在し、ロサンゼルスでオンリーで予選リーグ4試合を見ると言う選択ほ大成功だった。
てか、大満足！
他のどの都市で見る試合より結果論、1番楽しめて、1番安くあがり、コスパ面でも最高だったと思ってる。
当初の予定では、正直この街で観戦するつもりはなかった。
でも、急遽この地に残り、安いチケットを武器にローズボウルに通った。
どれも自分が応援するクラブじゃないけど、
全試合がビッグクラブ対決で、内容も濃かった。
まさに、自分からは買わないけど“福袋に入ってたら嬉しいクラブ”ばかりだったって感じだ。
そして、オレのローズボウル体験の原点は1994年。
大学生の頃に行ったアメリカW杯決勝戦。
あのバッジョのPK失敗は今でも目に焼き付いてる。
あれ以来のローズボウルはノスタルジックでエモい時間だった。
◆LAFCは"クール"じゃなくて寒かった
オレのアメリカのマイクラブはLAFCだ。
ここ数年で何度もロサンゼルスを訪れ応援してる。
先月もこのクラブワールドカップ出場を賭けたプレーオフを見に来たばかりだ。
何故、このLAFCに惹かれたと言えば、エンタメ大国のアメリカが本気でサッカーに取り組んだクラブに見えたから。
ブラック×ゴールドのチームカラーもクールだし、アメリカンスポーツのノリにラテンフットボールのノリがミックスした様な雰囲気も大好物だった。
しかし、今大会のLAFCはどうだろう？
テレビ観戦しかしてないがガッカリだった。
やっとの思いでプレーオフを勝ち抜いたのは何だったんだろう？
広い国とは言え自国開催、なのに3試合とも相手のファンの方が多い。
初戦のチェルシー戦こそ、相手のサポーターが来てないからそれっぽい雰囲気はあった。
でも、会場全体ではチェルシーのユニフォームを着た人の方が多いように感じた。
2戦目のエスペランス戦はチュニジアからやって来た大サポーターに押され、人数も10分の1ぐらいだったんじゃないかな。
アフリカのクラブに圧倒されるって寂しいを通り越して悲しいよね。。。
そして、予選敗退が決まってるフラメンゴ戦は赤黒だらけ。LAFCの固まったファンは30人も居なかったんじゃないかな。
今、ロサンゼルスにはいろんな問題がある。
移民の問題で大規模なデモも起こっているし、クラブもサポーターグループもオフィシャルに抗議の声明も出してる。
だからこそ、試合にいかない、応援しないではなく、そこで自分たちのチカラを見せて話題にして欲しかった。
それはサッカーに政治を持ち込むんじゃなくて、チームが話題になれば、勝手にその周辺のことは話題になるし報道される。
だから、この大会のLAFCは負けたからではなく、サポーターが何もアクションを起こせなかったのがクールじゃなくて寒かったって感じちゃったよ。
◆ダレダレじゃなくて、ダメダメ ボカ…
そして、ボカ・ジュニオールスも酷かった。
こちらはサポーターがダサい訳じゃない。
むしろ、今回も最高だった！
今大会も予選リーグで1番現地入りサポーターが多かったんじゃないかな？
でもね、結果がついて来なかった。
有名なチャントで…
♫ダレ ダレ ダレ ボー
ってあるけど、今回ばかりは…
♫ダメ ダメ ダメボー
だったよね。涙
信じられる？
ニュージーランドのアマチュアクラブに引き分けたんだよ。
バイエルンに0-10、ベンフィカに0-6で負けたチームに・・・。
ボカは決勝トーナメントには行かなきゃいけないチームだよ。
でも、勝負の世界、何が起こるかわからない。
けど、さすがにアマチュアクラブと引き分けるのはダメだね。
信じて多くのサポーターがアメリカまで行ってるんだからさ。
バモ ボカ！！！！
◆テレビで見たら、いつものCWC
こんな感じで帰国してからもDAZNで好きなクラブ、興味のあるカードは見るわけですよ。
でも……
現地で見れば最高だった試合も、画面を通して見れば物足りない。。。
自分の体験が乗らないのなら、そんなにエキサイティングな大会じゃないよね。
チャンピオンズリーグの様な緊張感もないしドキドキもワクワクもない。
テレビで見るといつもの興味がない大会に戻っちゃってたね。
◆アディオス CWC
オレのクラブワールドカップは終わった。
この先の何試合か見るだろうし結果も追う。
でも、何試合フルマッチを見るのだろう？
途中まで楽しんでた大会だし愛着もある。
でも、それ以上でもないし、それ以下でもない。
そんな感じなので、また、現地まで見に行くかと言ったら行かないし、行きたいとも思わない。
◆気持ちは韓国！次はE-1だ！
むしろオレの心は韓国へ向かっている。
そう東アジアナンバーワンを決めるE-1だ！
この大会に勝ったからと言って、東アジアでナンバーワンかって言ったら微妙な大会だ。
リアルに海外組が参加しない日本代表は2軍どころか3軍って言っても否定できないだろう。
なんせヨーロッパでゆうに100人以上プレーしてるのだから。
じゃあ、つまらないのかと言えばそんなことはない。
むしろ、ここでアピールに成功する奴を見届けるには最高な大会だ。
そして、このメンツで「他の国をぶっ倒す！」なんて最高に楽しいシュチュエーションだ。
と言うことで、最高に楽しみだ！
◆各国の仲間たちと再会へ
そして、この大会が楽しみなのは単純に興味があるのは競技面だけじゃない。
韓国、中国、香港のコアな連中と会うのも楽しみにしてる。
昔は単純にいがみ合ってたと言うか、そこまで接点はなかった。
でも、この数年、いろんな所に行きまくってるから普通に友達になってる。
これが今大会の楽しみの大きな要素のひとつになってるのは間違いないね。
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📝 植田朝日 / Asahi UEDA
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