【ユニフォームコレクター必見】LAの名店『Saturdays Football』で感じた原点

↑ヨーロッパの列車、バスの予約は大抵ここを使ってます。

【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.8】

【この記事でわかること】

◼️ロサンゼルスのサッカーヴィンテージショップ「Saturdays Football」とは?
◼️ユニフォームコレクターが感じた“アメリカらしさ”
◼️サッカーとファッションの融合エリアとは?
◼️なぜこの店が、オレの原点を呼び覚ましたのか?

◆今、ヴィンテージユニフォームが熱い

今、世界中でヴィンテージユニフォーム ブームが巻き起こってる。

その走りとして有名なのが、ロンドンの店舗を中心に世界各地でポップアップを展開している「Classic Football Shirts」。

そして、今回のクラブワールドカップで訪れたロサンゼルスにも、ヴィンテージユニフォーム好きの間で有名なショップがある。

その名は――Saturdays Football(サタデーズ・フットボール)。

ユニフォームコレクターのオレが、顔を出さない理由がない。

どうせだったら“Saturday”に行こうと、あえて土曜日を選んで行ってきた。

◆Saturdays Footballとの出会い

初訪問ではあるが、実はとっくに知っている店だった。

インスタのアルゴリズムさんがユニフォームコレクターのオレに世界中のユニフォーム屋さんを強制的に進めてくるから。笑

だから、この店もずっと前から気になってた店なのだ。

さらに、仙台の悪友でありパートナーのJunくんがLA土産として、ここのオリジナルグッズをプレゼントしてくれたことがあった。

それは、2000年代のボカ・ジュニオルスのユニフォームをモチーフにしたキャップと「誰が着るんだ!」って感じのマラドーナの総柄セーター。笑 これを着こなせる奴はそういないだろう。苦笑

それをもらった瞬間から、オレの中で「知ってる店」から「いつか行く店」にレベルアップし、リストアップされていたのだ。

◆時は来た!

そしてついに…

『時は来た!』

オレはもう【橋本真也】状態。

そして、あえて土曜日にこだわり行ってきた。

LAダウンタウンからバスに揺られて約40〜50分。

さらに10分ほど歩くと、現れたのは治安もよく綺麗な街並みのエリア。

途中にはなんと、あのストーンアイランドのショップも。

そしてStüssy(ステューシー)などもある。

ここはきっとオシャレさんエリアなんだろう。

ヨーロッパのカジュアルス文化にも通じるアパレルブランドが並ぶエリアだった。

◆店先にはドーハモデル

店の前に着いて、いきなりビックリ!

オレを迎えたのは、なんと、所謂ドーハモデルの日本代表ではないか??

まっ、厳密にはドーハの時はプーマだったけど、当時はアディダス・プーマ・アシックスの3社が同じデザインを採用して年毎に持ち回りで着用していたのだ。

これはアシックスだから1993年のU-17ワールドカップ、そして、1994年アジア大会などで使われていたモデルなんだよね。

そう、もしドーハの悲劇が起こらずアメリカワールドカップに出ていたなら、ここアメリカで着ていた幻のユニフォームとも言えるよね。。。

正直、もうこれだけでテンションが上がるし、エモい。

◆世界感がある店内

店内に入ると、ところ狭しと並ぶヴィンテージユニフォームたち。

ヨーロッパのナショナルチームやクラブはもちろん、アメリカ(MLS)やメキシコ、南米のクラブのユニフォームも豊富に揃っていた。

まっ、世界中どこに行っても強豪ビッグクラブ、ナショナルチームはあるよ。

けど、MLSやメキシコのクラブのレアなユニフォームを見ると、やはりロサンゼルスを感じる。

そう、ヨーロッパのショップで見るのとはまた違う“アメリカ的セレクト”になってるのだ。

それがまたセンス良し!

さらに価格も◎。

目玉が飛び出るような値段ではないし、手の届く範囲で魅力的なアイテムがズラリって感じ。

◆オリジナルグッズがまた良い

ユニフォーム以外にも、オリジナルのTシャツ、トレーナー、キャップ、ソックスなどがラインナップ。

しかも、これらのデザインが“ちょっとヨーロッパとも違う”。

アメリカならではのポップさや余白の美学がある。

このバランス感覚、わかる人にはわかるはずだ。

◆店がやりたくなっちゃった!?

いや〜、完全にオレの心に火をつけてしまった。

ヴィンテージユニフォーム屋さんがやりたくなってしまった。

でも、これは危険だ。

オレ自身がコレクターなんで商売にならない。苦笑

もともと1995年にボンボネーラと言う店を立ち上げた。

一般的には、そして、オレ的にも、背番号12をモチーフにしたシャツやストリートで着れるサッカーをデザインに落とし込んだアパレルをやっていたお店でありブランドだ。

でも、スタートは世界各国のレアなユニフォームとサッカーに特化した輸入雑貨を取り扱ってたことを思い出した。

そう、これこそがオレの原点であり、オレが好きな物、やりたいことなのかもしれない!?

そして、今もオレのブランド(会社)でもアパレルは展開している。

コラソンだったり、ウルトラス関係、そして、このフットラベラーもそう。

ダイバーシティの『カラテチョップ』さんやオンラインで売っている。

そして、プロレス系のアイテムは原宿の『デポルテス』さんで売っている。

でも、『サッカーに特化した店はないな〜』なんて、今回の『Saturdays Football』に行ったことで考えちゃった。

月の半分は海外を飛び回る今の生活で、すぐに形にできるかわからない。

けど、「もう一度、サッカーとユニフォームに特化した店をやりたいな〜」なんて思いになったことをここに残しておこう。

この夢は、いつの日か実現するのでしょうか!?

◆次回予告

footraveller.com

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📝 植田朝日 / Asahi UEDA

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