
【この記事でわかること】
☑️ ジョホールバルがどこにあるのか
☑️ シンガポール⇄JBの最新の移動方法
☑️ 国境越えバスの料金・乗り場
☑️ 2026年末開業予定「RTS Link」で何が変わる?
☑️ 日本サッカーファンにとってJBが特別な理由
- ◆日本サッカーファンの聖地へ行こう
- ◆あの日のジョホールバルを映画にした
- ◆ところで、ジョホールバルってどこにあるか知ってる?
- ◆現在はバスで簡単に国境越え
- ◆国境越えって面倒くさそう?
- ◆そして2026年末、すべてが変わる
- ◆日本サッカーファンなら、一度はジョホールバルへ
◆日本サッカーファンの聖地へ行こう
「ジョホールバル」
日本のサッカーファンなら、一度は聞いたことがある名前だろう。
そう。
1997年11月16日。
日本代表がイランを延長戦の末3-2で破り、悲願だったワールドカップ初出場を決めた場所。
「ジョホールバルの歓喜」
の舞台だ。
あれから約30年。
日本はその後すべてのワールドカップに出場し、今ではすっかりワールドカップ常連国になった。
あの時は「日本がワールドカップに出る」。
ただそれだけで夢のような話だった。
あの時の俺に教えてやりたいぜ。
当時、憧れのような目で見ていたイタリアが、その後、直近のワールドカップを3大会連続で逃すことになるんだからさ。苦笑
◆あの日のジョホールバルを映画にした
実は俺、この「ジョホールバルの歓喜」を題材にしたドキュメンタリー映画を撮っている。
『ジョホールバル1997|20年目の真実』
1997年11月16日。
あの日、現地で何が起きていたのか。
スタジアムの空気、日本からジョホールバルへ集まったサポーター、そして日本サッカーが初めてワールドカップへの扉を開いた瞬間。
今では当たり前のようにワールドカップに出場する日本代表だけど、あの日がなければ今の景色はなかった。
当時を知っている人にも。
まだ生まれていなかった世代にも。
ぜひ一度見てほしい。
これが、俺たちが体験した“ジョホールバル”だ。
👇 映画『ジョホールバル1997|20年目の真実』
そして映画を見たら、きっと一度は思うはず。
「ジョホールバル、行ってみたいな」
じゃあ行ってみようぜ。
ところで――
ジョホールバルって、どこにあるかちゃんと知ってる?
◆ところで、ジョホールバルってどこにあるか知ってる?
ジョホールバルはマレーシア。
だから日本から行こうと思ったら、
日本
↓
クアラルンプール
↓
ジョホールバル
って移動すると思ってない?
それは…ノンノンノン。
違うぜ。
地図を見てもらえば一発で分かる。
ジョホールバルはマレーシア最南端。
海峡を挟んだすぐ目の前がシンガポール。
感覚的には、
「シンガポールの隣町」
と言ってもいいくらい近い。
国は違う。
通貨も違う。
でも実際には毎日、大勢の人がこの国境を行き来している。
ということで今回は、
シンガポールとジョホールバルって、実際どのくらい近いの?
そして、
日本からジョホールバルへ行くなら、どう行けばいい?
何度もこの国境を越えてきた俺の体験も交えながら紹介してみよう。

◆現在はバスで簡単に国境越え
現在、シンガポールとジョホールバルの間にはCauseway Linkなどの国境越えバスが走っている。
代表的なのがこの3ルート。
CW1
Kranji MRT ⇔ JB Customs
シンガポール発:S$2.60
日本円で約320円
JB発:RM2.60
日本円で約100円
CW2
Queen Street ⇔ JB Customs
シンガポール発:S$4.80
日本円で約600円
JB発:RM4.80
日本円で約190円
Queen StreetはBugisエリア。
シンガポール中心部から向かいたい人なら、このルートはかなり分かりやすい。
CW5
Newton Circus ⇔ JB Customs
シンガポール発:S$4.60
日本円で約580円
JB発:RM4.60
日本円で約180円
※日本円は2026年8月時点の為替をもとにした目安。実際のレートによって変動します。

◆国境越えって面倒くさそう?
俺も海外を旅していると、
「陸路で国境越え」
というだけで、ちょっと大仕事に聞こえる。
でもシンガポールとジョホールバルはかなり簡単。
シンガポール側からなら、
バスに乗る
↓
Woodlands Checkpointで降りる
↓
シンガポール出国
↓
再びバス
↓
Causewayを渡る
↓
マレーシア側のJB CIQで降りる
↓
マレーシア入国
これで終了。
Causeway Linkの公式案内でも、CW1、CW2、CW5を利用してWoodlands経由でJBへ向かう方法が案内されている。
国境を越えたら、そこはもうマレーシア。
「えっ、こんな簡単なの?」
という距離感だ。
逆にJBからシンガポールへ行くことも簡単
もちろん逆方向も同じ。
JB側から、
Kranji
Queen Street
Newton
などへ向かえる。
面白いのが料金。
たとえばCW2なら、
シンガポール発はS$4.80=約600円。
JB発はRM4.80=約190円。
数字は同じ「4.80」でも通貨が違う。
こういうところでも、国境を越えた瞬間の物価感の違いを感じる。
そして2026年10月からCauseway Linkの国境越え・フィーダーバスは全面キャッシュレス化される予定なので、これから行く人は支払い方法も事前に確認しておいた方がいい。
◆そして2026年末、すべてが変わる
ここからがさらに面白い。
2026年末、シンガポールとジョホールバルを結ぶ新しい鉄道、
Johor Bahru–Singapore RTS Link
が開業予定だ。
シンガポール側は、
Woodlands North
マレーシア側は、
Bukit Chagar
この2駅を結ぶ。
そして乗車時間は……
約5分。
5分だぜ!?
しかも単純に電車が速いだけじゃない。
両駅にはシンガポールとマレーシア双方のCIQ(税関・出入国管理・検疫)が設置され、
出発する駅で両国の出入国手続きをまとめて済ませる
仕組みになる予定。
つまり現在のバスのように、
出国
↓
移動
↓
もう一度入国審査
ではない。
出発側で手続きを済ませたら、
電車に乗って約5分。
到着したら街へ。
2026年8月現在、シンガポール政府はRTS Linkの旅客営業開始を2026年12月までと案内している。
これはシンガポールとジョホールバルの距離感を、本当に変えてしまうと思う。
◆日本サッカーファンなら、一度はジョホールバルへ
そして最後に。
2026年11月、シンガポールで日本代表とブラジル代表が対戦する国際大会が開催されるのではないか、という話も出ている。
現時点では正式発表前。
だから、まだ「日本対ブラジルがある」とは言えない。
でも――
もし実現して、シンガポールまで日本代表を見に行くサッカーファンがいるなら。
せっかくそこまで行くんだ。
ジョホールバルまで足を伸ばしてくれよ。
日本が初めてワールドカップへの扉を開いた街。
1997年11月16日。
あの日、日本中のサッカーファンが歓喜した場所。
約30年後、日本代表を追いかけてシンガポールまで来て、そのまま国境を越えてジョホールバルへ行く。
そんな旅があってもいいと思う。
しかも今のジョホールは、「ジョホールバルの歓喜」だけじゃない。
マレーシアサッカーの絶対王者、
Johor Darul Ta’zim FC――JDT
がいる。
とんでもないスタジアムがある。
そして、その周辺には新しい街が広がっている。
ということで次回は――
「マレーシアの絶対王者JDTを見に行こう」
ジョホールバルからイスカンダル・プテリへ。
Sultan Ibrahim Stadiumへの行き方から、実際に現地へ行って感じたJDTの凄さまで。
Footravellerらしく紹介していこうと思う。
ジョホールバルは、思っているよりずっと近いぜ。
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📝 植田朝日 / Asahi UEDA
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