【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.4】
【この記事でわかること】
◼️ クラブワールドカップをロサンゼルス滞在で楽しむ理由
◼️ ローズボウルでの現地観戦・移動ルートと雰囲気
◼️ PSG vs アトレティコ・マドリードの試合内容と温度感
◼️ アメリカならではの「観客スタイル」と来年W杯への気づき
- 【FooTraveller アメリカ旅 CWC編 vol.4】
- ◆ローズボウルっ子になったオレ!?
- ◆オレのクラブワールドカップ開幕
- ◆ローズボウルへのアクセス
- ◆スタジアムに熱狂はあったのか?
- ◆灼熱、そしてスタンドにいないファン
- ◆“視聴率”が低いスタンド
- ◆試合はPSGが貫禄勝ち!
- ◆アメリカの広さと“気候の差”を実感
- ◆ローズボウル8万人が大熱狂!?
- ◆次回予告
- 👉 アメリカ旅 CWC編 vol.5
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🗓️2025年6月15日(日)
⚽️ Club World Cup
🏟 PSG vs アトレティコ・マドリッド
📍 ローズボウル(ロサンゼルス)
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◆ローズボウルっ子になったオレ!?
この日を迎えるまでの葛藤を振り返ろう。
クラブワールドカップの観戦地、最後まで迷った。
ボカを追ってマイアミか? LAFCを追ってアトランタか?
でもオレが最終的に選んだのは…ロサンゼルス。
理由はシンプル。
移動費なしなのとチケットの取りやすさ。
会場は10万人収容のローズボウル。
デカすぎるがゆえに、チケットは完売しないだろうし安く手に入る。
さらに今のLAは治安の影響もあって空席だらけ。
しかも、滞在中は中1日で試合があって、空いてる日には大谷翔平を見にドジャース戦にも行ける。
これは「ローズボールっ子」になるしかないでしょ!
◆オレのクラブワールドカップ開幕
そして、オレのクラブワールドカップ初戦はいきなりのビッグマッチ!
PSG vs アトレティコ・マドリード。
ヨーロッパチャンピオンのPSGに、スペインの強豪アトレティコの好カード。
しかも、今季のチャンピオンズリーグではアトレティコが勝ったんじゃなかったかな!?
そんな見ごたえしかないカードに胸を躍らせ、オレはローズボウルへ向かった。
◆ローズボウルへのアクセス
ダウンタウンからメトロに乗り、シャトルバスが出る「メモリアルセンター」へ。
そこから無料シャトルでローズボウルへ向かう。
会場に近づくと、とにかくユニフォーム姿の観客が多い。
もちろんPSGやアトレティコもいる。
でも、この日のカードに関係ないユニフォームだらけ。。。
レアル・マドリー、バルサ、リバプール、アルゼンチン…
所々にメッシ、ロナウドがいる。
つまり「この試合を見に来た人」じゃなくて、“サッカーというイベント”を見物しに来た人たちが多いような気がした。
◆スタジアムに熱狂はあったのか?
キックオフ30分前。
スタンドはガラガラ。
半分も埋まってない。
試合前の高揚感は…ほぼゼロに近い。。。
何故かって?
両チームのコアなサポーターが来ていないから、応援の核がない。応援を仕切る人も鳴り物もない。
有志がちょこっと応援してる程度。。。
ヨーロッパのクラブのファンは FIFAの大会を軽視する傾向がある。この新しいフォーマットの大会でも同じようだ。
そして、スタンドに入るとPSGのユニフォームをたくさん見かけるようになる。
でも、その殆どがメッシ、ネイマール、ムバッペ。。。
今も所属してる選手で多かったのはイ・ガンイン。
でも、そのほぼ全員がコリアン。きっと、LA在住なんだろう。
アトレティコのシャツを着てる人もいたけど、下手したらレアル・マドリーのシャツの方が多かったんじゃないか!?
◆灼熱、そしてスタンドにいないファン
試合が始まった。
でも、暑すぎる。
屋根のないローズボウルは灼熱地獄。
顔も鼻も真っ赤になっちまった。
俺は途中で日射病の気配を感じ、水分補給のためコンコースへ避難。
すると──
そこにとんでもない数の観客が!
みんなビールを買ったり、日陰で談笑してる。
スタンドにいない観客は、ここにいたのか!と驚いた。
ハーフタイム、後半に入っても続々とまだ入場してくる。
聞けば、「交通・運営トラブル」で大渋滞だったらしい。
キックオフに間に合わなかった人が大勢いたのかと納得。
◆“視聴率”が低いスタンド
たしかに延べ8万人はいたのだろう。
でも試合を“見ている人”は半分もいなかった気がする。
観戦じゃなくて観光。
コールもチャントもない。
飲む、しゃべる、撮る。
「観る」じゃなくて「来た」という記念で来てる人がほとんどな気がした。
別にこれはこれで悪いとは思わない。
でも、やっぱり「ちょっと…」な雰囲気だった。
◆試合はPSGが貫禄勝ち!
せっかくのビッグマッチ。
ちょっとだけ試合にも触れておこう。
結果から言うと、ヨーロッパ王者PSGの貫禄勝ち。
個々のプレーは上手い、凄い、けど…
試合としてのエキサイト感は薄め。
気温のせいか、選手の動きも省エネ気味。
ボールは回るけど、選手は動かない。
こんな炎天下の中、そして、この先のことを考えたらそうなるのも仕方ない。
◆アメリカの広さと“気候の差”を実感
この日、改めて感じたのは──
アメリカは広い。
だから同じ大会でも、LAで昼にやる試合(猛暑)とニューヨークで夜にやる試合(涼しい)では全く違う。
結果、“やるサッカー”もまったく変わってくる。
これは来年のW杯でも間違いなく起こる。
スタジアムの場所、時間、気候によって、戦い方が変わってくる。
そう考えると対戦カードと同じぐらい、開催地は重要だなんて思いながら、目の前の試合を見つめていた。
やはり、世界のビッグクラブを前にしても日本代表の来年の戦いが気になってしまう。苦笑
◆ローズボウル8万人が大熱狂!?
こんな感じで、オレのクラブワールドカップは開幕した。
帰りのシャトルバスは1時間以上待ちそうだったから、メトロの駅まで45分歩いた。
そして、メトロ内で今日の試合を日本語でチェックすると…そこには…
【ローズボウル8万人が大熱狂】
目を疑った。。。
オレがいま見た試合のことか!?
少なくとも全く【熱狂】を感じなかった。
それが悪いというわけでもない。
でも、なんで真実と違うことを書くのだろう。
別にそれはそれで楽しい時間だったし、オレ自身も楽しんだ。
なのに…なんかモヤモヤするよね。
◆次回予告
👉 アメリカ旅 CWC編 vol.5
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📝 植田朝日 / Asahi UEDA
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