【DAY6】2023/1/3(火)
年末年始にかけてやって来た約1週間で4ヶ国4試合の【AFF三菱電機カップ観戦ツアー』もこの試合で終了です。
そして、今日は1番見たかったマレーシアとシンガポールのコーズウェイダービー‼️
一旦、帰国して、次はセミファイナル2戦目から行くのか、それともファイナルをホーム&アウェイ2試合行くのか、はたまたファイナル2戦目だけにするのか予定は未定です。
それもこれもどうなるかは、この一戦にかかっていると言っても良い試合。
では、注目の試合をどうぞ!
- 【DAY6】2023/1/3(火)
- ◆因縁のコーズウェイダービー
- ◆とんでもない状況での対戦
- ◆主力がいないマレーシア
- ◆チケットは即完‼️
- ◆試合はマレーシア圧勝
- ◆試合後の光景
- ◆記者会見場へ
- ◆サファウィ ラシド
- ◆まとめ
◆因縁のコーズウェイダービー
そもそもこの両国は因縁ありありです。
元々、シンガポールはマレーシアだったのはご存知でしょうか!?笑
シンガポールがマレーシアから独立した感じに思ってる人が多そうですが、どちらかと言うと追い出された感があるんだよね。
だから、シンガポール人はマレーシアが嫌いな人が多いし、経済の発展もありバカにしてる感すら感じる。
で、逆にマレーシアのサッカーファンと話せばシンガポールの事をバカにしてる。
なんか誤解を恐れずに言うと、シンガポールはスポーツとかには無関心な感じがするし、逆にマレーシアは経済的なことよりサッカーに夢中に感じるかな!?
で、実際、今のサッカー的な序列、熱で言ったらマレーシアの方が断然上でしょう!
そして、去年から何度もクアラルンプール、ジョホールバルに顔を出してたオレ的にはマレーシアサッカーに愛着があるし、かと言って、友人の西ヶ谷が監督をするシンガポール代表はもっと愛着がある訳ですよ。
だから、知ってる選手もたくさん居るし、1番見たいカードだったんだよね。
◆とんでもない状況での対戦
タダでさえ見たかったカードだったのに、とんでもない状況でこの試合を迎えちゃったから、さあ大変!?
と言うのも、まさかのグループ最終戦を前にマレーシアよりシンガポールが上の順位にいるんだよね????
だから、このアウェイゲームをドローで乗り切っちゃえばシンガポールがセミファイナル進出って言う状況。
でも、『マレーの虎』がホームで黙ってる訳がない。
チケットも発売してすぐ6万枚以上が即完ですよ‼️
こりゃ、最高なシュチュエーションでしょ!
盛り上がってまいりました。
◆主力がいないマレーシア
普通に考えたら大サポーターをバックにホームの格上マレーシアが勝つだろうと想像できるものの、実は今回はそうも行かないんですよ。
と言うのも、大会前にマレーシア代表からJDTの選手が13人辞退。。。
もう、ほぼ主力選手たちだし大打撃だよね!
でも、その決断もわからないでもないのです。
マレーシアの絶対王者JDTはほぼ代表選手たちで、今シーズン休みなしで50試合ぐらいやってるの。ここで休まないと、1年間オフがなしになっちゃうからね。
そして、この三菱電機カップはAマッチデーじゃないからさ。。。
これまでだったら2番がないぐらい東南アジアで重要の大会と言えば、この大会一択だったんだけど・・・。
新たな時代の流れをマレーシアが作ったよね。
タイガーカップ、スズキカップ、三菱電機カップと名前は変えて来たけど、少し変革期に入ったかもね!
とは言え、まだまだ東南アジアでは最高峰の大会だけどさ。
◆チケットは即完‼️
そんな飛車角抜きのマレーシアですが、サポーターのボルテージが最高潮です‼️
チケットは6万5000枚以上が即完でした。
会場となったブキットジャリル競技場は10万人収容とも言われているけど、ま〜8万ぐらいは入れれるのかな〜??
でも、一年以上前から先に決まってた台湾人のコンサートの準備で片側のゴール裏が使えなかったんだよね。
スゴく勿体無いし、サポーターからも沢山にクレームが出てたみたいだね。
こう言った準備不足が東南アジアを感じちゃうよね。。。苦笑
◆試合はマレーシア圧勝
試合はサポーターが作り上げる圧倒的な雰囲気もありマレーシアが圧倒!
終わってみれば4-1の圧勝でした。
シンガポール目線で見たら、「ワンチャンあるんじゃないか!」って夢は見たけど、現実問題としてレベルの違いを痛感。
もしJDTのプレーヤーも参加したベストメンバーだったら、どれだけの差がついちゃったんだろうと考えたくもない結果だったね。
逆にマレーシアからしたら、このメンツでの勝利に代表チームのボトムアップに成功!
今後の代表メンバー争いも激しくなるし、帰化メンバーのアピールもあったから良いこと尽くしな結果だったね。
仮にセミファイナル以降、勝てなかったとしても、ワールドカップ予選に向けて不気味な存在になったのは間違いないからね。
◆試合後の光景
試合後、いつまでも鳴り止まないマレーシアサポーターの歌声。
そんな中、大会直前の千葉合宿から見守って来たシンガポール代表に目が行く。
するとシンガポールのプレーヤーに対して、マレーシア人が声をかけファンサービスが始まるじゃん!?
なんか『これが陸続きなんだな!』って実感。
だって、日本だったら試合後に韓国や中国の選手に声をかけて写真をおねだりする!?
ソンフンミンだったり、Jリーガーだったらわかるけど・・・。
サッカー好きからしたら、隣国のスター選手の認知はあるんだな〜ってのを感じた瞬間でした。
◆記者会見場へ
さらに記者会見場に潜入。
シンガポール代表西ヶ谷監督の話を聞きました。
てか、普段話してるんだ男がオフィシャルの場でよその国を率いて話してる姿は不思議な感覚で、同時にリスペクトしかない。
逆に1サッカーファンとしては応援したい気持ちは勿論だけど、友人としては心配で心配で・・・。苦笑
それがサッカーの世界じゃん。
素直にスゴい事だよね。
これからも応援して行きますよ!
◆サファウィ ラシド
そして、個人的に嬉しい事がありました。
と言うのも、マレーシア代表のお気に入りプレーヤーの1人 サファウィと通路で遭遇しちゃったのです。
勿論、即セルフィーだよね!
どんな選手かと言うとマレーシアの将来を嘱望された選手で絶対王者JDTのエースだったんだよね。
そして、日本人にもお馴染みポルティモネンセにレンタル移籍。
それってかなりスゴくない!
マレーシア人がヨーロッパでプレーするって並大抵な事じゃないからね。
でも、全然活躍出来ず帰国。
JDTに復帰するんだけど、同じポジションにリーグMVPなんかも取っちゃう新星アリフ アイマンが現れ出場機会が激減するんだよね。
そんな中、タイリーグ ラチャブリーへの移籍を選び、JDT勢が代表辞退する中、今回のメンバーに選ばれたって訳。
だから、今大会に賭けてたどろうね!
と言うことで、かなり注目してた選手だったのよ。
注目して下さいな!w
◆まとめ
こんな感じのグループ最終戦でした。
この一戦がどのくらい重要で、個人的にもどのくらい注目していたか、わかっていただけましたでしょうか!?
そして、4ヶ国を足速に回り、『東南アジアサッカーの今』を体感しましたが、やっぱり、タイ、ベトナム、インドネシアは見ておかないといけないと思うので、スケジュールを調整して、また、行っちゃいましょう。
そして、ベスト4が出揃い、決勝に進むのは何処になるのでしょう!?
楽しみで仕方がないよ!